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ダイハツ・タント リンク集

タント (Tanto) は、ダイハツ工業が販売しているトールワゴンタイプの軽自動車。生産はダイハツ滋賀工場(第2地区)で行われる。 車名の「tanto」とは、イタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味[1]。

FFレイアウトながら2,000mmの広い室内長と、発売時に軽自動車のなかで最長となる2,440mmのロングホイールベースが特長であった[2]。 2005年6月には、前後デザインを差別化させてディスチャージヘッドランプなどの装備で更に充実させた「カスタム」を追加。同社で発売されている「ムーヴ・カスタム」のような、押し出しの強いスポーティな外観デザインが特徴。 2007年12月17日には、第40回東京モーターショーでの参考出展を経て2代目にフルモデルチェンジした。

初代(L350S/L360S型 2003年-2007年) [編集] ダイハツ・タント(初代) L350S/L360S型 X(前期) Daihatsu Tanto 001.JPG カスタム VS(特別仕様車) Daihatsu Tanto Custom 2005.jpg 販売期間 2003年11月 - 2007年11月 乗車定員 4名 ボディタイプ 5ドア 軽トールワゴン エンジン 水冷直列3気筒EF-VE型 DOHC DVVT 659cc 58ps/7,600rpm 6.5kg・m/4,000rpm 水冷直列3気筒EF-DET型 DOHC IC付きターボ 659cc 64ps/6,400rpm 10.5kg・m/3,200rpm 変速機 3速AT / 4速AT 駆動方式 FF / 4WD サスペンション 前:ストラット 後:トーションビーム / 3リンク 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,725mm ホイールベース 2,440mm 車両重量 870kg - 960kg -自動車のスペック表- 2003年11月27日、初代モデル発売。グレードは自然吸気エンジンのL、X、Xリミテッド、ターボエンジンのR、RSでそれぞれにFFと4WDが用意された。 エンジンは、43kW(58馬力)を発揮する自然吸気仕様のEF-VE型エンジン(直列3気筒DOHC、DVVT付き)のほか、47kW(64馬力)を発揮するEF-DET型ターボエンジンが用意された(すべて659ccのDOHCとなる)。トランスミッションは全車ガングリップ式のインパネシフトATで、4WDの自然吸気のみ3速AT、それ以外はすべて4速ATである。ムーヴ同様、全車センターメーターを採用している。 * 2004年6月1日、特別仕様「スマイルセレクション」を発売。XとXリミテッドをベースに専用カラーのシート(撥水加工)、インパネ、ドアアームレストを採用したうえでメッキオーナメント付ステアリングホイール、エアクリーンフィルター、バニティミラー付きサンバイザーなども特別に装備している。 * 2005年1月、特別仕様「スマイルセレクションII」を発売。自然吸気エンジン搭載のFF車は新たに国土交通省認定の「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」、 4WD車は「平成17年排出ガス規制」を取得した上で、XとXリミテッドをベースに専用カラーのシート(撥水加工)、インパネ、ドアアームレストを採用。 * 2005年6月30日、マイナーチェンジ。Rグレード廃止とボディーカラーの一部見直しを実施。運転席側パワーウインドウスイッチをインパネ側からドアアームレスト側に移設し使い勝手を向上。同時に派生車種として、前後意匠とインテリアをスポーティにした「タントカスタム」を追加。 * 2005年秋の東京モーターショーで、ムーヴFCV-K-2に続く燃料電池自動車「タントFCHV」を発表。12月、ハッピーセレクション発売。Xをベースに専用内装色、プラズマクラスター付オートエアコン、キーフリーシステム(イモビライザー付き)などの快適な機能装備を追加。 * 2006年9月、LをベースにABS、エアロパーツ、ターンランプつきドアミラー、アルミホイール、キーフリーシステムなどを装備した「タントVS」を追加。また、同年11月には専用デザインのアルミホイール、キーフリーシステム、トップシェイドフロントウインドウガラス、専用シート表皮などを採用した「タントカスタムVS」も登場した。 タントFCHV(燃料電池車) タントカスタム L(リア) タント VS(特別仕様車・リア) 2代目(L375S/L385S型 2007年-) [編集] ダイハツ・タント(2代目) L375S/L385S型 タント(前期型) 2nd generation Daihatsu Tanto.jpg タント リア(前期型) 2nd generation Daihatsu Tanto rear.jpg 販売期間 2007年12月 - 乗車定員 4人 ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン エンジン =水冷直列3気筒KF-VE型 DOHC DVVT 658cc 58ps/7,200rpm 6.6kg・m/4,000rpm 水冷直列3気筒KF-DET型 DOHC IC付きターボ 658cc 64ps/6,000rpm 10.5kg・m/3,000rpm 変速機 4速AT / CVT 駆動方式 FF/4WD サスペンション 前: ストラット 後: トーションビーム / 3リンク 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,750mm ホイールベース 2,490mm 車両重量 900-1,010kg -自動車のスペック表- 2007年秋の東京モーターショーでの参考出品を経て、2007年12月17日に2代目が発表・発売された。月間販売目標は8000台と発表されている。 基本的に外観デザインはキープコンセプトであるものの、タントは従来型のファニーな雰囲気をさらに昇華させたようなルックスで、より女性向けな印象を強めた。一方、タントカスタムはムーヴカスタムが洗練されたデザインとなっている為、本来のカスタムのコンセプトである攻撃的なデザインを踏襲している。 従来型同様、90度近く開く各ドアに加え、助手席側に軽自動車初となるセンターピラーレスとスライドドアを組み合わせた「ミラクルオープンドア」が採用された(Xリミテッド、Xリミテッドスペシャル、カスタムXリミテッド、カスタムRSは電動式。ちなみに運転席側は通常のヒンジドアとなる)。加えて、4代目ムーヴのプラットフォームを流用し、ホイールベースのさらなる延長(2,440mm → 2,490mm)やフラットフロア化(FF)を行ったことで、初代以上の広い室内空間と利便性が生まれた。 エンジンは、43kW(58馬力)を発揮する自然吸気仕様のKF-VE型エンジン(直列3気筒DOHC、DVVT付き)のほか、47kW(64馬力)を発揮するKF-DET型ターボエンジンを搭載。後者は初代ではタントおよびタントカスタム共に設定されていたが、2代目ではカスタムRSのみの設定となる。 トランスミッションは先代同様、ガングリップ式のインパネシフトが基本で、各Xリミテッド系とカスタムRSはCVTとなる。同時に、自然吸気の4WD車のATは従来の3速から4速に変更され、静粛性と燃費の向上が図られた。全車先代に引き続きセンターメーターを採用。 インテリアではXリミテッドスペシャルに軽自動車初のフローリングフロアを採用し、高級感と(清掃面など)使い勝手の両立をも実現した。 * 2008年12月17日、タントにはLをベースにパワースライドドアやキーフリーシステム、電動格納式ドアミラーなどを装備した「ワンダフルセレクション」を、タントカスタムには Lをベースにオートエアコン、スライドドアイージークローザー、キーフリーシステム、専用14インチアルミホイールなどを装備した「Vセレクション」と、 RSをベースに専用15インチアルミホイールを装備した「Vセレクションターボ」を追加[3]。 * 2009年9月1日、タントに特別仕様車「X Limited"セレクション"」と「X"4WD セレクション"」を発売(「ワンダフルセレクション」は廃止)。「X Limited"セレクション"」はCVTを搭載した上級グレード「X Limited」をベースに専用シート色(ブラウン)、ドアミラーターンランプ、シルバードアアウターハンドル、IR&UVカットガラスを装備しながら、エアコンをプッシュ式オートタイプからダイヤル式マニュアルタイプに変更し価格を抑えた。一方の「X"4WD セレクション"」は「X(4WD車)」をベースに、「X Limited"セレクション"」の特別装備(マニュアルエアコンへの変更を除く)に加え、パワースライドドアとアジャスタブルパックを装備した充実仕様である。 * 2009年12月25日、一部改良。エンジン制御の改良を行い、従来は全車適合外となっていた環境対応車普及促進税制にカスタム「RS」を除く2WD・CVT車が適合化すると共に、新たな排出ガス測定モードであるJC08コールドモードに対応。タントはシート色をブラウンに変更した。グレード体系の大幅な変更を行い、タントは「X」をCVTに変更すると共に、CVTを搭載しながらもお買い得価格に設定した「X"Special"」や4WD車の「X"4WD Special"」を追加、「X"4WD Selection"」をカタロググレード化(カスタム含め、他の特別仕様車は廃止)して6グレード体制に。カスタムは「L」を廃止して3グレード体制となり、全車にトップシェードフロントガラスを装着し装備の充実を図った。 * 2010年10月1日、マイナーチェンジ。CVT搭載グレードを4WD車を含めた全グレードに拡大したことで燃費を改善し、「カスタムRS」を除く4WD車が「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+15%」を同時に達成。これにより、新たに環境対応車普及促進税制に適合。機能面では「X」・「G」・「カスタムX」・「カスタムRS」に「パノラマオープンドア」開口部の足元を照らすスライドドアステップランプを追加し、夜間や暗い場所での乗り降りの安心感を高めた他、「G」・「X」には前席にもオーバーヘッドコンソールを追加。また、カスタムではフロント周りやバックドアガーニッシュのデザインを一新し迫力や高級感を高めた。ボディカラーもタント専用色の「マスカットグリーンメタリック」とカスタム専用色の「ブロンズオリーブパールメタリック(オプションカラー)」を追加した。

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